瞑想中に不安が生じることもあります。外からの気を散らすものが減り、注意がより強く内側に向くと、思考、感情、体の感覚がはっきりする場合があります。心拍や呼吸などの体の感覚が、人によっては不安を強めることもあります。1
そのとき、内側を見続ける必要はありません。目を開き、意識的に室内の様子を確かめてください。体を動かす、足の下の床を感じる、周囲の何かに注意を向ける、といった方法があります。
希望すれば、あとで別の技法や短い時間で、もう一度瞑想を試せます。瞑想を中止したからといって、何か間違ったことをしたわけではありません。
一方、長い目で見ると、瞑想が不安への対処を助ける場合もあります。不安にただのみ込まれるのではなく、不安に気づくことを学べます。体験そのものと、その体験を観察することの間に、心理的な距離が生まれる場合があります。2
ただし、瞑想中に強い不安が繰り返し生じる場合や、日常でも同じような不安を経験している場合は、単に瞑想で消そうとするべきではありません。瞑想を増やすよりも、専門家の支援のほうが役立つことがよくあります。